お風呂のカビ対策!すぐできるお風呂カビ予防と対策
こんばんは。除湿太郎です。
昨日、5月26日は風呂カビ予防の日だそうですね。
日本気象協会の調査によってこの日に全国的に気温と湿度が上がり、カビが繁殖しやすい条件になりやすく、お風呂にカビが生えやすくなるみたいです。そのため、カビ予防を始めるのに最適な日として風呂カビ予防の日としたそうです。
もうすぐ6月で梅雨入りも目前です。しっかりとカビ予防して、梅雨を乗り越えましょう。
お風呂カビ撃退方法
今回はお風呂のカビ対策について紹介していきます。
前回でも紹介しましたが、
カビの繁殖しやすい条件は
- 気温が20度から30度
- 湿度が70%
他にもカビはホコリや汚れ、食べ物のカスなどを栄養として繁殖します。
そのため、シンクやお風呂、水回りなどは常にキレイに掃除をしておかないと
カビが繁殖する条件が揃ってしまいます。
特に浴室などはシャワーや浴槽に暖かいお湯を使います。
そのため、梅雨や夏はもちろん、寒い冬でもカビが繁殖しやすい条件が整うといえるので常にカビ対策をする必要があります。
お風呂のカビ対策
換気扇で湿気を取る
お風呂の湿気を取る方法として換気扇をつけるのが簡単なカビ対策方法になります。
つけっぱなしにすると電気代が掛かるんじゃないかと不安に思う人もいるでしょう。
実は思っているほどかかりません!
お風呂の換気扇の電気代は月々、50円から380円ほどです。
消費電力が20wくらいで1ヶ月1日中つけっぱにしていても
20w ☓ 30日 = 14,4kwhになります。
電力会社によって異なりますが、1kwhが約26円なので、
14.4kwh ☓ 26円 = 約374.4円になります。
また最近の換気扇によっては消費電力が2〜3wの機種もあるので約56円程度で電気代が済む場合もあります。
<参考>
- 消費電力量(kwh)の計算方法
kwh(キロワットアワー)=消費電力(kw:キロワット)☓時間(h:アワー)
1kwhは1kwの電力量を1時間使い続けたときの消費電力量を指す単位。
- w(ワット)とkw(キロワット)
1000w=1kwになります。
はい。思っていたほどかかりませんよね。
なので換気扇をつけた方がカビ対策・予防にもなります。
逆に換気扇の電気量を節約したほうが、浴室にカビが繁殖し、カビ落としや対策でお金がかかってしまいます。
お風呂でカビを繁殖させないためにも換気扇は必須です。
タイルを乾かし、汚れを取る
タイルは換気扇を付けておけばある程度乾きます。
がしっかりと乾かすことができてない場合や汚れなどが付着しているとカビが繁殖してしまいます。
タイルの継ぎ目や壁の角っこなどは乾きにくく、汚れが溜まりやすいです。
そういった箇所は汚れをしっかりと取ってあげ、水を拭き取ってあげることが大切です。
毎日掃除しているけど、タイルにカビが繁殖していまう場合
きれいにしても繁殖してしまう場合にはタイルが劣化している可能性が考えられます。
タイルには水を弾く表面加工がされています。そのため、水が残りにくくなっています。
しかし、換気扇を回して次の日見てみるとまだ濡れている!
場合にはワックスタイプの撥水剤を塗ったり、タイルを張替えるなどタイルの撥水性を高める必要があります。
またタイルが劣化して、継ぎ目に穴が開いている場合には中に水が入ってしまい、浴室の壁の中にカビが繁殖し、大変なことになってしまいます。
タイルに劣化が見られる場合にはカビ対策どころではないので大家さんに相談したり、業者に相談したり、自分でシーリングをしたりと対策をしましょう。
水分が残りやすい箇所
タイルの継ぎ目や壁の角っこ以外に水分が溜まりやすく、汚れがたまりやすい箇所があります。
- タオルをかけている裏側
- シャンプーやリンクなどのボトルの裏
- 椅子の足や裏側
- 洗面器の裏側
上記の箇所は水が溜まりやすく、アカなどの汚れが付着しやすい箇所です。
またあまり目につきにくい箇所ですし、換気扇を回しても乾きにくいので、掃除をしないとすぐにカビが繁殖してしまいます。
お風呂に入ったときなどにこまめにスポンジなどでキレイにしてあげることが大切です。
まとめ
お風呂のカビを予防するために
- 換気扇を回す
- こまめに掃除をする
この2つがすぐできる浴室のカビ予防と対策になります。
換気扇を回すことで
カビが繁殖しやすい条件である温度や湿度を下げます。
こまめに掃除をすることで
カビの栄養である皮脂や石鹸・シャンプー、髪の毛などの汚れを落とします。
これだけを行うだけで、お風呂のカビ対策ができます。
カビは条件が整えば2、3日で繁殖してしまいます。
- 換気は毎日
- 掃除は2日に1回
を目安にお風呂のカビ予防・対策を行っていきましょう。
一度カビが繁殖してしまったら
予防や対策をしてもカビが繁殖してしまう場合があります。
カビが繁殖したらスポンジなどで洗い落とすことができますが、すぐに繁殖してしまいます。
洗い流すだけでは何度も繁殖してしまいます。
次回は
【カビが一度繁殖してしまったときの対処法と予防対策】
について紹介していきます。