除湿機のメンテナンスやコストなどを把握しておく
こんにちは。除湿太郎です。
前回は目的にあったオススメの除湿機について紹介しました。
使う目的によって選ぶ除湿機の種類が変わってきます。
洗濯物を部屋干ししたい。冷風で部屋を涼しくしたい。
などによって同じ除湿機でも特化した機能を持っている除湿機が販売されています。
そのため、除湿するだけではなく、どう使うのか、どこで使うのかなどによって適切な除湿機を選ぶ必要があります。
これまで
上記のポイントを紹介してきました。
今回は最後の選ぶポイントである、メンテナンスとコストについて紹介します。
除湿機のメンテナンス方法とランニングコストについて
これから梅雨に入り、久々に1年ぶりに除湿機を出す人もいるのではないでしょうか。
久々に除湿機を使う人は要注意です。
除湿機内部にカビが繁殖している可能性が高いです。
そこで除湿機の簡単な、メンテナンス方法について紹介していきます。
除湿機のメンテナンスポイントを把握
タンクの大きさ
除湿機を購入する前に常にお手入れをしないといけないことがあります。
それは除湿してたまった水を捨てることです。
タンクの容量が小さければそれだけタンクに水が溜まるのが早いですし、水を捨てる回数が多くなります。そのためタンクの容量が大きくなれば水を捨てる回数がヘリ、メンテナンスが楽になります。
逆にタンクの容量が大きくなると本体自体のサイズも大きくなってしまうので使う場所や置くスペースなども考えて選ぶ必要があります。
タンクの取り外し
当然のことながら、除湿をして水が溜まると水を捨てなければいけません。
毎回やらないといけないのでタンクの取り外しが難しければ、便利ですが、とても面倒になります。
そのため、タンクの取り外しやすさはとても大切です。また、溜まった水を捨てるので持ち運びなども楽な構造になっているととても助かります。
除湿太郎は捨てるところまで考えてなく、持ち運びの取ってなどがないのに気付かず、いざ水を捨てようと思ったらとても捨てづらくて大変でした。。。
なのでタンクの取り外し方や捨てやすさは除湿機を使う上でとても重要なポイントとなりますので購入時にはしっかりと確認しましょう!
タンク以外のメンテナンス・お手入れ
除湿機の中には空気洗浄機や冷風などの機能がついている機種もあります。
そのため、フィルターや付属品など、手入れをしないといけない部分があります。
これは機種によって変わってくる部分なので、購入時に確認しましょう。
買ってみて、メンテナンス・お手入れがしづらいと便利でもめんどくさいです。
できるだけ、お手入れの手間をなくして楽に便利に除湿していきましょう。
基本的なお手入れの方法
除湿機のタンクに溜まった水は捨てて、そのときに軽く、水洗いしましょう。
何度か使っているとタンクの中にぬめりやカビっぽいものが付着している場合もあるのでそのときは軽くスポンジなどで洗いましょう。
本体は濡れた柔らかい布で吹いてあげましょう。あまり濡れすぎていると故障の原因になるので気をつけて下さい。
しっかりとお手入れしてあげたい部分
フィルターのお手入れ
しっかりとお手入れしたいところはフィルターです。フィルターは2週間くらい使っているとホコリやぬめりなどが付着して湿気がある空気を吸いにくくなります。
除湿効果を弱めないためにも2週間に1度は掃除機などで吸い取って下さい。
タンクのカビのお手入れ
タンクにカビが生えていたら中性洗剤を使ってスポンジでカビを落としていきましょう。カビの中にはしつこく落ちないものもあります。そういったときには本格的なカビ手入れが必要になってきます。
やることはタンク、蓋、キャップが入る大きめのバケツやシンクなどを使い、塩素系の液体漂白剤を溶かしてつけ置きします。
目安としては1時間くらい付けておくとカビや汚れが浮き上がってくるので、カビや汚れが取れているのを確認してしっかりと洗い流していきます。
このときに注意してほしいことがあります。
塩素系の薬品を使うので次のことに注意して下さい。
- 素手ではなく、ゴム手袋
- マスクを付ける
- 裸眼でなく、ゴーグルをする
- できれば、長ズボン、長袖
- 換気できる場所でやる
これらのことを守ってカビ落としをして下さい。
また、重曹を使ったつけ置きの方法もあります。
こちらの方が危険がなく、安心してカビのお手入れができます。
やり方は簡単で先ほどと同じようにタンクと蓋、キャップが入る大きめのバケツとシンクなどにぬるま湯を入れて重曹を溶かします。
目安としては
- ぬるま湯 1リットル
- 重曹大さじ約4杯
となっています。1時間くらいつけ置きしてしっかりと水洗いしていきます。
こうしてタンクのカビは手入れしていきましょう。
長期間使わない。次の梅雨まで押し入れに閉まっておく場合
長期間使用しない場合には次使えるようにしっかりとお手入れをしておきましょう。
まず、タンクの中に水が残ってないことを確認しましょう。
除湿機内部は水分で濡れているのでしっかりと乾かしましょう。←これ大切。
除湿機の空気洗浄モードや送風機能などがあればそのモードにして、1時間や2時間くらいして内部を乾燥させることができます。
ここでしっかりと内部を乾かすことができていないとカビが
繁殖し、次使うときには送風でカビの胞子をばらまくことになります。
しっかりと内部を乾燥させたら、本体、タンク、フィルターをキレイにして電源コードをまとめましょう。
最後に本体に布や大きい袋などを被せておけば埃よけもできるので次使う時が楽になります。
上記のメンテナンスのポイントを抑えておけば、次使う時のお手入れも簡単になりますし、故障を防げます。
除湿機がかび臭いときの対処法
除湿機を長年使っていると内部にカビが繁殖してしまい、除湿機から出てくる空気がかび臭いときがあります。
そういった場合、内部にカビが繁殖していると考えられます。
最新の機種では内部の洗浄などもありますが殆どが
内部のカビを手入れするときには分解が必要になります。
分解をしたことない人が初めて分解をするとなると難しく感じてしまうかもしれません。
ですが、除湿機以外にも分解をしたり、組み立てたりする方であれば簡単に分解ができます。
分解してカバーを取り外すとカビやホコリがあるので掃除機で吸い取りましょう。
ここでは濡れた布なのを使わずに掃除器で吸い取るだけにしましょう。
理由は除湿機は精密な機械だからです。
濡れた布を使って内部の基盤や導線などをショートさせてしまったら使えなくなります。
そういった危険があるということを頭の中に入れて分解するようにしましょう。
除湿機のランニングコスト
電気代
除湿機で気になるのが電気代です。
最近の除湿機は最新機種になっており、どれも省エネになっています。
その中でもコンプレッサー方式の方がデシカント方式よりも省エネになっています。
なので、電気代が安いのはコンプレッサー方式となります。
長時間使用するといった方でランニングコストが気になる方はこれを参考にして除湿機を選びましょう。
メンテナンスコスト
除湿機の消耗品はフィルターになります。基本的には掃除機でホコリを吸えばいいのでそこまでコストが掛かるわけではないです。フィルターが破れてしまったときなどに購入するようになります。
価格事態は3,000円くらいであり、最近は空気洗浄用フィルターや光再生脱臭フィルター、カテキン付着フィルターなどいろいろな種類があるのでチェックしておきましょう。
まとめ
除湿機を選ぶ際のメンテナンスポイント
- 除湿機は定期的にお手入れをする必要がある
- 除湿機を選ぶときにはタンクの大きさ、取り外し方、捨てやすさを確認する
- 電気代はデシカント方式よりもコンプレッサー方式の方が省エネ
- フィルターは消耗品、ほかにも在るかもしれないので購入前に確認する
お手入れの方法
- タンクは基本水洗い、しつこいカビがあれば洗剤を使ってキレイにする
- 塩素系の漂白剤を使う時は手や顔、目、皮膚などに付かないように完全防備が必須
- フィルターは2週に1度、掃除機でホコリを吸い取る
- 長期間使わないときには送風や空気洗浄機モードにして内部をしっかりと乾燥させる
- かびの臭いが酷い時は内部にカビが繁殖している
- 内部にカビが繁殖しているときは分解洗浄※壊れるリスクがある
4回に渡って除湿機を選ぶポイントを紹介してきました。
いかがだったでしょうか。
ある程度除湿機を選ぶポイントがわかったと思います。
上記の5つのポイントをしっかりと抑えて目的にあった除湿機を選び、これからの梅雨を乗り越えて夏を迎えましょう